MSNがベータ版本格検索サービスを導入!
多忙なため、コラムも小休止してましたソラコム企画室 高橋です。
今回はMSNの本格検索サービス導入について、それとかかわる分野と一緒にお話をしていきたいと思います。
マイクロソフトが参入で、どうなる。アクセスアップ!?
MSNでは公式発表として11月12日(JST)自社技術による検索サービスのベータ版を開始しました。これは「Google依存からの脱却」の流れ(YAHOOでは5月末に自社技術へ移行)のあおりと見ることが出来ます。
かたや「世界に名だたる」マイクロソフト。そしてかたや知らない人の居ない「世界標準の」Yahoo。そして、元外科医や元NASA研究員までも抱える「エリート集団」Google。やや小心者の気もある筆者としては「どうしてもこの抗争の真ん中には立ちたくない!」と思うほど、IT業界では非常に繊細に考えさせられる状況になりました。「11月。マイクロソフトも旗を揚げた!」このニュースはIT業界ではもう見逃せないものでしょう。しかし、多くの人が見逃しているその隙に、エリート集団サブマリンGoogleもだまって居なかったのです。
Googleの戦略。世界最大を更新し続ける寡黙さとその影。
多くの人が気に止めなかったYAHOOのGoogleとの決別。独自の「ペイドインクルージョン」(お金を払い、検索に多くマッチさせる検索エンジンのビジネス)の強化を図ったYAHOOへの対策。Googleは、「あれこれ」良いことを言わず「技術」でその不動の力をほのめかしてきました。なんと、2004年2〜3月には約40億だったGoogle収集ページ。それがドレくらいに伸びたか知ってましたか?ちょっと意地悪して、ここでは隠しておきましょう。下に答えが有ります。
Google検索トップ (最下部の行を参照)
(Googleスタッフによる11月10日の発言)(ブログ)
本当に、色々な物騒ながら詰めの甘い潜水艦とは比べ物にならない戦略です。Googleの検索インデックスの大幅追加。弊社名の「ソラコム」での検索も従来の3倍近く(約560ページ)(11月13日現在)のインデックス量になってしまいました。これはソラコムだけではなく、もちろん皆さんの身近な方のホームページにも広がっているでしょう。
(ただし、ソラコムでは「ページ自動ページ制作技術」を使っているものも多いので、多くは内容の薄いものです)
さらに混乱するマーケティング。日常の検索。
みなさんはそれぞれの大手検索サイトで検索されるとき「○○○激安!○○○通販専門店XXX!」といった関係の無い結果が上に出て「なんだ、じゃまだな・・・」と思ったことはありませんか?これが、先ほどお話しました「ペイドインクルージョン」の一形態なのです。つまり「報酬と対価に目に付くようにする」というビジネスです。
「なんだぁ!そんなのふざけてる!」という意見も聞こえてきそうですが、残念ながら身近な「新聞」「CM」などをとってもまずは「資金力」です。そして、「資金力」は企業のレベルと商品の品質のある程度の目安になります。だから、
「たくさんお金を払って目立つ」=「不毛」「消費者の不利益」
とは必ずしも直結はしないのです。
ですが、少し高橋に付き合って下の検索をしてみてくれませんか?
「仙台 + サーバ」での検索例(ソラコムの主要サービスで比較してみました。)
MSNでの検索:「仙台 サーバ」
YAHOOでの検索:「仙台 サーバ」
Googleでの検索:「仙台 サーバ」
どうでしょうか?皆さんも推測がつくとおり、このような言葉で検索をされるのは「仙台でサーバをどうにかしてくれるところを知りたい!」といったニーズか「仙台に関連する有名なサーバは何か?」を知りたくて検索をされる方でしょう。もっとも前者が多いであることは容易に推測がつくことですね。少なくとも、ソラコムはサーバソリューションに真剣に取り組んでいます。だとしたら、どこがおかしいか、明白ですね。
しかし、皆さんもどの検索エンジンの結果が「しっくり」きてどこに違和感を感じるかは、皆さんで千差万別はあるでしょうが強く感じておられるでしょう。端的に言って、しかし明確にこう分類が出来るでしょう。
MSN:「関係無いが、広告を載せているページが大多数」
YAHOO:「広告と業者が多いが、またMSNのようなページが多い」
Google:「それぞれの分野で知名度の高いページが乗る」(MSN・YAHOO特徴混在)
どの結果が皆さんにとってしっくり来たかはわかりませんが、これだけ違いが出てきているのが現在のサーチエンジンの事情なのです。
淘汰と共生。そして、撤退。三つ巴といかに付き合うか。
世に名だたるいわゆる「SEO・アクセスアップ」の権威。やはり、聡明な方はこういいます。
「Googleだけ。Yahooだけ。そんな対策は甘い。ハイブリッドな対策は可能であるし、そうすべきだ」と。
確かにそうです。ソラコムの例でもごらんいただけましたとおり、「仙台 サーバ」でも数万のページの中から1位、数位には入っているのです。ソラコム企画室でも、この認識で対応をしています。しかしながら、検索エンジンの技術に対策をするのは並大抵のことではありません。その中で、淘汰されるサイト。それぞれに共生できるサイト。撤退を迫られるサイトは数多く出てくるでしょう。そして、「見限られる検索サイト」。「有望される検索サイト」も確かに明確に評価され淘汰、あるいは隆盛を迎えるでしょう。
そんな中、ウェブマスターにかかわらず求められる姿勢は何か!?と考えた時、やはり考えさせられるのは、「一部の者に利益が生じるシステム」では無く「万人にとって受け入れられるシステム」。そして「子供たち。これからの子供たちにとって有益、かつ安心のできるシステム」が求められるでしょう。そして、そうではない検索エンジンは確実に淘汰されます。最後にまた一度、ソラコム高橋に付き合ってください。下の検索を見てください。
MSN検索:「アダルト」
Google検索:「アダルト」
YAHOO検索:「アダルト」
少し、分析には難しいかもしれません。ですがしっかり見れば「カラー」はお分かりになるでしょう。
子供に接する。または若年の徒に接する。そんな時、やっぱり「どの検索エンジンを薦めるか。しっかり考える必要は確かにあるでしょう。そして、それが次のIT世界を決める「一票に」なるのは技術的にも確かなことです。(あなたがあるサイトにアクセスした時点で、それぞれの検索エンジンは「あなたの一票」と認識します。)
ビジネスで検索エンジンと向き合うなら、「さらに慎重に」。「個人」として検索エンジンと向き合うにしても、「誤った投票をしないように」。真剣に考える必要が有りますね。
追記
以下のリンクで、ホームサイト(パソコンの最初のアクセスホームページ)を設定できます。
(自動的に「ホームサイト」が変わりますので、ご注意ください。)
YAHOO
Google
MSN
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