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Home スタッフ雑記 takahashi hostsファイルを制する者がDNSを制する(サーバ引越)
hostsファイルを制する者がDNSを制する(サーバ引越)
作者: 代表取締役 高橋洋人   

DNS変更(サーバ移転・引越時)に大切な二つのhostsファイル

Windowsサーバ内のhostsファイル

「C:\Windows\System32\drivers\etc」にあるhostsファイル。
Vista以降は管理者権限がないと編集できないかもしれないので、その場合はnotepad等を管理者権限で実行し編集。

 

何をするかと言うと、たとえば「DNSの切り替えをする前に、移動先サーバ(新サーバ)などで実際のドメインで挙動をみてみたい」などと言う場合に使います。
つまり、DNSを変更せず特定のIPとドメインを結びつけ、擬似的に試験環境での実際のドメインによる閲覧ができるようにします。

<<書き方>>

1.2.3.4 somedomain.jp
#…以降箇条書き

Unixサーバ内のhostsファイル

たいていは「/etc/hosts」にあります。
これは、Unix側で「このドメイン(ホスト名)はこのIPですよ」と解決するときに、一番最初に参照されるファイル。この点はWindowsの場合と挙動は同じ。
以下のように書き換えると、擬似的にその端末であるドメインを参照した場合は、そのIPで解決をしてくれる。

<<書き方>>

1.2.3.4 www.somedomain.jp

(実務:サーバ移転時の準備)

上記hostsファイルの変更や、試験確認をどのような手順でおこなうかと言うと、次のような手順で。

1.HTML等ウェブデータの移動とデータベースデータのリストア作業

2.Windowsでのhostsファイル変更により、実際のドメインでアクセスし、新環境に問題がないか確認

3.Unixサーバ(旧サーバ)側で、/etc/hostsファイルを編集し、新IPに移転するドメインが解決されるように書きます

4.旧サーバのApacheのhttpd.confでプロクシ設定&httpd再起動
A.旧サーバでXXX.comってどこだったっけ?とプロクシを通して確認。
B.旧サーバで最初に/etc/hostsファイルを参照。そしてここで「あ。XXX.comは1.2.3.4だよ」と回答
C.旧サーバへのアクセスはその瞬間から、新サーバ(1.2.3.4)へリダイレクトされる

このような形で実務上は使われます。