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きょうのことば

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Der Stil ist die Physiognomie des Geistest. Sie ist untruglicher als die des Leibes.

「文体は精神のもつ顔つきである。それは肉体に備わる顔つき以上に、間違いようのない確かなものである。」 

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A.Schaopenhauer, "Uber Schriftstellerei und Stil" ショウペンハウエル『読書について』


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Home スタッフ雑記 takahashi 宮城県主催の就職説明会に参加しました
宮城県主催の就職説明会に参加しました
作者: 代表取締役 高橋洋人   

宮城県就職支援事業の企業・業界紹介説明会に参加

5/12(木)に開催された県の就職支援事業の企業・業界説明会に参加してきました。

私自身、2001~2002の就職氷河期に社会に出て行った世代ということで、非力ながらも後進の新規学卒者を積極的に採用していきたいという思いがあり、例年同様のイベントに参加させていただいております。

今年の説明会の印象は一言。

「去年までの新規学卒者と雰囲気がまったく違う」

良くも悪くも例の3.11大地震を境に、全てが変わったようです。宮城県就職支援事業企業合同説明会2011

ふと思うと、私は1980sからバブル経済と一緒に育ち、青年期は氷河期を、と。どこかで「世界一の経済立国にいつか戻る」と思う節があります。

ところが就職難どころか、これほどの災害に見舞われて。もはや彼らは「未来を約束された日本」という感覚は無いのだろうと思わされ、一種の世代ギャップを感じさせられました。

話の中で「もはや日本は世界に冠たる経済立国ではない」と言った時の驚きのリアクションの無さはある種新鮮で、今やこんな言葉が逆説的なレトリックになりえないという事が、今のリアルな時代の側面をつぶさに現しているのでしょう。

真剣なまなざしには、「後は会社におんぶにだっこ」と言った人任せな感じも、「大企業に入りたいけど、とりあえず地元中小に」という妥協に似た諦め感も、今回はほとんど感じることがありませんでした。

「自分たちの力で、自分たちの生活と自分たちの社会を担っていこう」という言外の言のようなしなやかな姿勢が、一種心地よく会場の空気を作りだし、ふしぎに頼もしさを感じさせられたひと時でした。

「兵を養うは千日。用いるは一朝に在り」(『水滸伝』)

一日一日、確かな歩みを彼らと一緒に歩んでいきたい。

そんな風に、思いを新たにさせられた良い時間を過ごさせてもらいました。