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きょうのことば
" 下君はおのれの能を尽くし、中君は人の力を尽くす。上君は人の智を尽くす。 "韓非子
文字コード変換Tips |
作者: 工藤 | |
引き続きWordPressについて作業していますが、今回は作業を進める上で効率的な手法について書きます。 WordPressで環境を構築する際、MySQLの作業が必要になります。新規に立ち上げる場合は特別困難なことはありませんが、他のCMS(Movable Type等)からの移行、或いは古いバージョンからのアップグレードを行う際はMySQLのデータについても作業する必要があります。ここでも問題となってくるのが文字コードです。以前も書きましたが、古いバージョンのWordPress、特にWordPress MEでは両者とも往々にしてEUC-JPやShift_JIS等で運用されている場合があり、現行のWordPressが採用している文字コードであるUTF-8に合わせてやる必要があります。 しかし、運用が長期に渡るサイトのSQLデータは往々にして巨大になっています。小さなSQLデータであればテキストエディタで開き、文字コードを変えて別名保存…とちまちまやっていくのもいいですが、巨大なSQLデータは読み込むことも一苦労ですし、何より効率的ではありません。そこで使用するのが、unix/linuxでは伝統的な文字コード変換ソフト、nkf(Network Kanji Filter)です。現在のunix/linuxではiconvもありますが、今回はnkfで対処してみました。 元のSQLデータを文字コードがUTF-8のSQLデータに変換するためには、以下のようにコマンドを入力します。 nkf -w hogehoge.sql「-w」というオプションは、文字コードをUTF-8に変換するためのオプションです。しかし、これでは延々と変換データをコンソール中に表示するだけの結果しか得られません。手元に文字コードUTF-8のSQLデータを残すためには、出力先を指定する必要があります。これを踏まえ、再びコマンドを入力します。 nkf -w hogehoge.sql > utf8_fugafuga.sqlこれで手元には文字コードUTF-8のutf8_fugafuga.sqlという新たなファイルが得られました。元のSQLデータが既にバックアップしてあれば、 nkf -w --overwrite hogehoge.sqlと入力する方法もあります。「--overwrite」は元ファイルに上書き指定するオプションです。 以上の作業で文字コードUTF-8のSQLデータが得られます。このままデータベースの更新…といきたいところですが、SQLデータ内部の文字コード指定も変換してやる必要がありますので、今回はここまでとします。 参照:【 nkf 】 文字コードを変換する - Linuxコマンド集:ITpro
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