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きょうのことば
" 楽をするためには苦労を惜しまない。 "T,Abe(2008)
「らくらくホン」について考えてみました。 |
作者: 渋谷 | |||
こんにちは、マーケティング担当の渋谷です。 今回は趣味の話から離れまして、携帯電話の話です。 最近、いわゆる「らくらくホン」を調査する機会があったので、ちょっと考えてみました。 らくらくホンといえば、操作を簡易にした、主に高齢者向けの携帯電話のことですが、このらくらくホンのライバルはiPhoenだという見方があるようです。 ご存知のとおり、iPhoneの操作はタッチパネルにタッチして行います。 このタッチパネル式の操作が、らくらくホンの簡単操作に取って代わるのではないか、ということらしいです。 しかし、タッチパネルに慣れていなかったり、機械に抵抗のある高齢者には、 iPhoneはむしろ難しいのではないか、という意見もあるようです。 例えば、銀行のATMの列に並んでいると、ATMのタッチパネルの操作がわからないようで、行員を呼びに行く人がいます。 「画面に映っている項目を触ればいいだけなのにな」と思うのですが、操作がわからない、つまり、その感覚を持ち合わせていないから、使えないわけですよね。 他にも、ATMのタッチパネルをドスッ! ドスッ! と、ものすごい強さでタッチしている人を見かけたことがあります。 格闘技の「一本貫手」じゃあるまいし、パネルを壊すつもりじゃないかと思いました。 これも、「タッチする感覚」を持ち合わせていないということだと思います。 特に高齢者に限って言えば、タッチパネルを理解している人のほうが少ないと考えられますから、 タッチパネル=簡単 という図式が成り立たないと考えたほうが自然です。 自分の考える「簡単」は、他人の考える「簡単」とは違うんですね。 なので、個人的には、通話機能だけ、もしくは通話・メール機能だけが使える単純な携帯のほうが高齢者には受け入れられるのではないか、と思います。 それに、高齢者に限らず、今の携帯電話には機能があり過ぎると感じる人も多いと思います。 かく言う私も、1年ほど前に携帯電話を買い換えたのですが、ワンセグ機能は数回しか使っていませんし(観たい番組が無いんですよ・・・)、携帯アプリはヨドバシのポイントカードアプリしか使っていません(しかも、もっぱら今持っているポイントの確認のために使っているだけです)。 機能はいっぱい有るけど全然使ってないや、っていう人、けっこう多いと思います。 というわけで、今後、日本では、スマートフォンの需要が拡大する一方で、電話「だけ」できればいいという、「シンプルケータイ」を求める声が増えるのではないか、という風に見ているのですが・・・どうなるでしょう?
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