ソラコム社員インタビュー。第1回目は、昨年10月から入社した新入社員の陳暐中(ちん・いちゅう)。台湾の大学院では政府や企業と協業してのプロジェクトに積極的に携わってきました。
台湾の大学院を卒業して新卒でソラコムに入社した陳。初めての日本での生活や、ソラコムで働いてみての印象、また一日の業務の流れについて聞きました。
<社員ファイル> | ||
氏名 | 陳 暐中(ちん・いちゅう) | |
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所属 | システム開発部 | |
勤続年数 | 入社1年目 | |
出身地 | 台湾・新北市 | |
出身校 | 淡江大学大学院工学研究科 修了 | |
得意言語 | Swift・Python・PHP ほか |
インタビュー内容 | ||
#1 | 社員インタビュー | |
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#2 | 一日のスケジュール |
#1 社員インタビュー
Q1:ソラコムにはどのようなきっかけで入社しましたか?
陳暐中(以下、陳):元々自分は日本に来たいと思っていたところ、台湾の知り合いを通じてソラコムを知りました。Webサイトや社長(代表・高橋)から話などでさまざまな先端分野の商品を開発していることを知り、自分も関わってみたいと思い入社しました。
Q2:学生のときも、情報系の学科に所属していましたが、そこではどのような研究をしていましたか?
陳:大学時代の指導教官が非常に積極的な先生で、よく政府や企業と協業したプロジェクトの機会を与えてくれました。台湾は製造業が盛んなので、工場の排気ガスの密度の計測といったIoTと関わるプロジェクトに多く関わりました。自分はそういったIoT機器の中の、ウェブ・アプリ分野を在学中は主に担当しました。
Q3:現在はどのような業務に携わっていますか?
陳:現在はオムニオクルスの改修と、また台湾へのローカライズ版の開発に携わっています。学生の時とまた違うスキルが求められていますが、わからない分野は調べたり、チーム内で相談したりしつつ開発を進められるので、そこまで困難さは感じていません。
Q4:ソラコムに入る前まで、日本にはどのような印象がありましたか?
陳:日本の仕事環境は厳しいと聞いていましたが、生まれ育った台湾を出て、自分の力で新しい挑戦をしてみたいと思っていました。それに、日本には自分の好きなアニメがたくさんあります(笑)。これは自分にとって大きな魅力でした。
Q5:実際に日本に来てみて、どのような印象がありますか?
陳:このコロナウイルスの大流行下で外国に来るのは自分にとって大きなチャレンジでした。また、意外と食べ物が違うなという印象があります。醤油一つとっても台湾と日本では全く味や香りも違います。時間と体力が許す限りは自炊していますが、ときどき帰りに買い物をしていったり、UberEatsを頼んだりしています。油そばは日本に来てから好きになった食べ物の一つです。
Q6:学生時代の研究と現在の業務を比較して、学生時代の経験を活かせると思ったことと、逆に仕事をしていて大変だと思うことがあれば教えて下さい。
陳:やはり開発の基礎は学生の時の経験が役に立ちました。業務内容以外に大変な事としては、朝起きる事でしょうか。学生時代はよく昼まで寝ていたので…。
Q7:ソラコムの働く環境について、どのように感じていますか?
陳:会社の雰囲気は非常にいいです。皆さん優しくて、自分はまだ日本語がそこまで上手ではないのですが、わからない時は教えてもらえたり、待ってもらえたりしています。
Q8:現在の業務以外で、仕事を始めて大変だったことは何ですか?
陳:自分の日本語にはまだ課題を感じています。話している相手の人の気持ちを完璧にはわからないので、その時は申し訳ない気持ちになります。今はN3合格のために勉強をしています。
Q9:陳さんは初めての海外での一人暮らしですが、仙台の生活には慣れましたか?また、お休みの日はどのように過ごしていますか?
陳:大体は慣れましたが、髪を切りに行く時、まだリクエストをうまく言えません。この間は、丸刈りしてもらうつもりでしたが、思ったより長くなってしまいました…。そのほかに休みの日は、自宅でゲームをやっていることが多いです。また、友人達とカラオケに行くのも好きです。iPhoneには日本のアニメの曲がたくさん入っています。自分が日本語を勉強し始めた時、五十音はそれで覚えました。(笑)
Q10:今後の目標があれば、何か教えて下さい。
陳:これからは、日本語の分野ではN2の取得を目指し、さらに開発技術を向上させていきたいです。よりいっそう努力して、一人前の技術者として認めてもらえるよう励んでいきたいですね。
#2 一日のスケジュール
陳:基本的に、朝のミーティングが終わった後は、午前は調べ物が中心です。実際に開発作業に入るのは午後からですね。現在は夕方頃から日本語の勉強を始めています。
初めての日本での生活に苦戦しながらも、毎日技術分野・日本語の分野で向上を見せている陳さん。今後のソラコムでの活躍に期待したいと思います!