ソラコム社員インタビューの第3回目は、システム開発部でWeb開発の中心を担う中平 尚貴(なかだいら・なおき)。
現在はソラコムのWeb開発中心を担い、後輩からの信頼も厚い彼ですが、職業訓練校での研修を経て、5年前に異業種からの転職でソラコムに入社したという経歴の持ち主です。
「最初は不安ばかりだった」と当時を振り返る彼が、入社からの5年間、技術者として歩んできた道のりに迫りたいと思います。
<社員ファイル> | ||
氏名 | 中平 尚貴(なかだいら・なおき) | |
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所属 | システム開発部 | |
勤続年数 | 入社5年目 | |
出身地 | 宮城県岩沼市 | |
出身校 | 東北学院榴ケ岡高校 卒業 | |
得意言語 | PHP・JavaScript ほか |
インタビュー内容 | ||
#1 | 社員インタビュー | |
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#2 | 一日のスケジュール・オフの日 |
#1 社員インタビュー
異業種からの転職 デスクワークに慣れられるかも不安
Q1:ソラコムに入社したきっかけは何ですか?
前職は貴金属リサイクル関係の業務に携わっていました。仕事自体は非常にやりがいもあって、同じ職場の人も皆さんいい人ばかりだったんですが、作業の性質上、重金属をふくんだ粉塵の中で作業をしたり、時には貴金属を抽出・精製する炉で精錬作業を行ったりするなど、身体に負荷のかかる作業ばかりだったためか、最後には体を壊してしまって。物理的にこれ以上同じ職場ではちょっと働けないな〜、ということで、離れることになりました。仕事を離れて休んでいる間、新しく自分のキャリアを見直そうと思い、その年の秋に地元の職業訓練校のスマートシステム科(当時)に入所しました。
当時は科が新設されたばかりで、とても雰囲気が良かったのを覚えてます。卒業後、いろいろな会社を受けていた中に、ソラコムがありました。当時北仙台のオフィスで社長(代表取締役・高橋)や当時の人事担当者と面談し、ウェブメディアなど新規事業に積極的に携わっている所に興味を惹かれ、入社を決めました。
Q2:入社以降、どのような業務に携わってきましたか?
Webシステム開発を中心に携わってきました。一番多く経験してきたのはPHPです。
Q3:現在はどのような業務に携わっていますか?
現在はお客様先で、Laravelを使った旅行サイトの開発・改修に携わっています。
Q4:Q1でお答え頂いたように、中平さんは異業種からの転職ということでした。IT業界に入るにあたって何か不安な点などはありませんでしたか?
正直なところ、異業種からIT業界に飛び込むのは不安しかありませんでした。「ホントにやってけんのか!?」みたいな(笑)。そもそもずっと立ち仕事、力仕事しか経験してこなかったので、1日8時間椅子に座っていられるのかすら不安でしたが、今も何とか皆さんのおかげでお仕事をさせて頂いています。
技術者としての道のり
Q5:中平さんといえば、ソラコムの主要製品「オムニオクルス」開発の初期メンバーですが、開発にあたって大変だったことや苦労したこと等はありますか?
当時自分は若手だったこともあり、何もかも手探りで、本当に苦労しました。DB周りは先輩にかなり手伝ってもらってなんとか整えられましたが、当初は1か月でプレリリースの予定のところ、結局プロトタイプを作るのに3〜4か月かかってしまいました……。
Q6:中平さんは現在LaravelやJavaScriptのスペシャリストとして自社製品開発やお客様のシステム開発に携わっていますが、現在のキャリアが形成されるまで、どういった努力をして業務に取り組んでいきましたか?
スペシャリストなんて言われるとおやおやそんなおだててどうする気かな?なんて思っちゃいますが(笑)といって、異業種転生だったので基本的に体当たりで走りながら考えるのが主だったんですが、それだけじゃとてもじゃないけどやってけないなと段々感じるようになっていきまして。今の現場なんかでも富に感じてますが、「調べてわかりそうなことか見込む」「わかりそうなら調べる」「わからなさそうなら聞く」といったプロセスを踏むのを基本形として、調べたこと、聞いたことは何かしらエビデンスに残すようにすることを心掛けてます。常にできてるかっていうとちょっと怪しいんですが(笑)Slackなどのツールを介して、文字ベースで記録を残しておいたほうが散らかった頭の中身から状況を整理できたり、作業が捗ったりしまして。なので、どんな開発でも、次に引き継ぐ人が困らないように、エビデンスを残すのは大切にするように、と思ってます。そういった姿勢も、正直なところ自分一人で学んだわけでなく、今いる先輩方や、卒業されていった先輩方から学ばせていただきました。
技術者から見たソラコム
Q7:中平さんといえば、いじられキャラ…じゃなかった、とても人望が厚く、社内の人気者というイメージがありますが、中平さんから見たソラコム社員の印象を教えて下さい。
いじられキャラと言われると大いに語弊があると思いますが(笑)。強いて言えば「ソラコムって、ホント色々な人がいるなあ」と思います。特に自分はこれまで、違う国籍の人らと日常的に関わったことが皆無と言ってよかったので、一緒に働いている人が台湾人だったり、マレーシア出身だったり、ワールドワイドな人材を次々目にするのは新鮮でした。個人的になるべく先入観を持たない方だと思ってたんですが、接しているうちに、自分にもそういう面はあって、それでもいい意味で自分の中にある偏見や精神的な障壁がなくなっていった感じがします。
Q8:中平さんから見て、一技術者として、ソラコムでの働く環境やサポート体制についてどのような印象がありますか?
自分の入社時とは状況が違うので一概には言えないのですが、時代に即したサポートをいつも模索してくれていると思います。大きい組織だと制度がある程度整っていて、それはそれで便利だと思うのですが、ソラコムはひとりひとりの話を聞いて、その人に合ったサポート体制を提案してくれるので、そこはソラコムならではの強みだと思っています。
Q9:入社を検討している方へのメッセージや自分の今後の抱負があれば、何か教えて下さい。
その時その時の持ち場で一生懸命頑張れば、いい結果は必ず後でついてくるので、安心してチャレンジしてほしいなと思います。自分たち先輩もついているので。
今後の抱負というと、ひたすら電脳の海に溺れたい…というのはおいといて、ソラコムで働く外国人技術者も多くなってきましたし、海外関係のPJも増えてきたので、少しずつ英語も学習していきたいななんて思っています。色々チャレンジすることができる環境なので、ぜひ気軽に応募してみてください。
#2 一日のスケジュール・オフの日
中平:現在はお客様先で開発に携わっていますが、業務フローはその日によって流動的です。今はリモートワークの許可を頂いていて、スケジュールはこういった感じです。
Q10:オフの過ごし方は?
中平:休日はもっぱらゲームやらネットやらです。ドラマ映画音楽系のサブスクを漁ったり、ラジオを聴いたりしながらネットサーフィンしてますね。
株式会社Sola.comでは、東北へのUIJターンを検討中のエンジニアの皆さんへ、柔軟なサポート体制を準備してお待ちしています。
募集中の言語はこちら。ぜひいつでもお気兼ねなくお問い合わせください!