Omni Oculus · Information Environment Analysis Platform

Omni OculusSNS上の言説と拡散構造を、観測し読み解く

Omni Oculus は、株式会社Sola.comが自社で開発している情報環境分析のプラットフォームです。X・Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Telegramの公開投稿を横断して集め、投稿量の推移、ナラティブの形成、拡散の構造、協調的な拡散の兆候を可視化します。お客様にツールとしてお使いいただくほか、当社の分析者が Omni Oculus を使って調査し、報告する形でもご提供します。

対象
X・Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Telegram の公開投稿
分析の単位
キーワード・ハッシュタグ・アカウント群・ナラティブ
役割分担
AIが分類と要約の下準備、分析者が評価と報告
ご提供の形
ツールのご利用/調査分析の委託

Media ― 分析・コメントが掲載・放送された主な報道機関

  • 産経新聞
  • 日本経済新聞
  • 毎日新聞
  • 河北新報
  • テレビ朝日
  • ABEMA
  • The Japan Times
報道・掲載実績の一覧 →

Overview

全体像 ― 横断して集め、分析者が読み解く

複数のSNSの公開投稿を Omni Oculus に集め、整理・可視化します。その先は、お客様が自ら観測するか、当社の分析者が評価・報告するかをお選びいただけます。

公開投稿

  • X
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok
  • Telegram

Omni Oculus

収集・整理・可視化推移/ナラティブ/拡散ネットワーク/兆候
A調査分析の委託当社の分析者が評価し、報告
BOmni Oculus のご利用お客様の体制で観測

Challenges

情報環境の観測で直面する課題

複数のSNSにまたがる拡散

偽情報や影響力工作は、複数のSNSを行き来しながら広がります。一つのSNSだけを見ていては、起点と経路をたどれません。

気づいたときには広がっている

話題が大きくなってからでは、打てる手が限られます。論調の変化や不自然な広がりを、早い段階で捉えることが求められます。

機械的な判定の限界

同じ時刻の投稿や似た文面だけで「組織的」と決めつけると、判断を誤ります。指標を突き合わせて評価する人の目が欠かせません。

Features

主な機能

  • 01
    横断収集

    X・Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Telegramの公開投稿を、キーワード・ハッシュタグ・アカウント群ごとに継続して集めます。

  • 02
    推移の可視化

    投稿量の推移と話題の変化を時系列で示し、急な広がりや論調の変わり目を捉えます。

  • 03
    ナラティブ分析

    どのような主張がいつ現れ、どの表現で広がったかを整理します。支持・批判・中立の分布や、ハッシュタグどうしの関係も可視化します。

  • 04
    拡散ネットワーク

    返信・引用・共有リンクから拡散の構造を描き、起点となった投稿、中継したアカウント群、到達の範囲を把握します。

  • 05
    協調的拡散の兆候検出

    同一文面の複製、投稿時刻の集中、作成時期の近いアカウント群など、協調的な拡散を疑わせる指標を検出します。

  • 06
    拡張

    用途に合わせて、収集先や分析手法をプラグインで追加できます。追加の開発も承ります。

  • BETA
    初動検知(ベータ版)

    企業・団体にかかわる風評、情報漏えい、サイバー被害の兆しとなる投稿を、早い段階で捉える使い方です。ECONOSEC JAPAN 2026 の小間でご紹介します。

Omni Oculus の画面例(一部の文字を伏せています)
Omni Oculus の画面例です。分析対象のキーワードや利用者名など、一部の文字は伏せています。詳しい画面は、デモ・ご説明の際にお見せします。

How to Use

ご提供の形 ― ツールのご利用と、調査分析の委託

A

Commissioned Analysis

調査分析の委託

当社の分析者が Omni Oculus で観測・分析し、第一報・続報・定時報告としてお届けします。選挙や記念日などの重要日程に合わせて、観測期間を設定します。

こんな場合に

  • 専任の分析体制をお持ちでない機関・企業
  • 事案の発生時や、期間を区切った集中的な調査
B

Platform Use

Omni Oculus のご利用

お客様の体制で Omni Oculus をお使いいただけます。観測の対象や用途に合わせて、プラグインの追加開発などのカスタマイズを承ります。

こんな場合に

  • 自組織で継続的に観測したい機関・企業
  • 既存の監視・分析の業務に組み込みたい場合

日々の観測はお客様が行い、事案が起きたときの深掘りや報告書の作成を当社に任せるといった組み合わせも、ご相談ください。

How We Work

分析の流れ ― AIと分析者の役割分担

大量の公開投稿の整理にAIを使い、評価・結論・提出の判断は分析者が行います。

STEP 1収集公開投稿をキーワード・ハッシュタグ・アカウント群で継続収集OMNI OCULUS
STEP 2整理投稿の分類(支持・批判・中立など)と、似た文面のまとまりの抽出AI
STEP 3可視化投稿量の推移、ナラティブの形成、返信・引用による拡散ネットワークOMNI OCULUS
STEP 4評価ナラティブの読み解きと、協調的な拡散かどうかの評価分析者
STEP 5報告事実と推定を区別し、第一報・続報・定時報告として提供分析者

OMNI OCULUS自社の分析基盤AI分類と要約の下準備分析者評価・結論・提出の判断

Use Cases

活用の場面

Government

官公庁

  • 外国からの影響力工作・偽情報の観測
  • 選挙や記念日など、重要日程の前後の監視

Enterprise

企業

  • 炎上やネガティブキャンペーンの早期把握
  • 風評・情報漏えい・サイバー被害の初動検知(ベータ版)

Media

報道機関

  • 偽情報・プロパガンダの拡散経路の検証
  • 取材のための拡散構造の分析

Applications

ご活用事例

公開情報が対象分析の対象は、公開された投稿です。
事実と推定の区別直接確認した事実と、それに基づく推定を分けて報告します。
慎重な評価同じ時刻の投稿や似た文面だけでは同一の運用者とみなさず、複数の指標を突き合わせて評価します。
当社分析報告の利活用政策立案や、お客様組織内での職員・分析官の皆様のご参考・追加検証用にご利用いただけます。

Case Studies

分析活用事例

報道された分析、当社サイトで公開した研究、報道されていない調査のうち、主なものを年代順に並べました。

  • 2016-07開発の起点ダッカ襲撃事件を機に着想し、当初は物理テロ脅威インテリジェンス収集サービスとして開発開始。プロトタイプのツールで犯行声明の発信元アカウントを特定し、その要素技術を元に同年9月ごろ初期版を試作 →
  • 2017-06調査NotPetya(ウクライナを起点とするサイバー攻撃)の世界的な影響の広がりを、SNS上の言及から追跡
  • 2020-04調査新型コロナの起源をめぐる特定のナラティブを短期集中で調べ、中国語圏を中心とする影響力工作の痕跡を把握
  • 2020-06調査米大統領選を前にした混乱期の言説の世界的な拡散傾向を調べ、誇張を含む内容の広がりを確認
  • 2020調査米国の事件を契機とする社会的混乱をめぐり、SNS上の輿論介入の有無を分析
  • 2020調査2020年米大統領選の投票不正陰謀論言説「サーバー押収」のディープフェイク分析での活用(使われた画像が別々の事件写真の合成であることと、翻訳を介した再拡散の構造を解明)
  • 2020-08報道偽サイトをたどり、海外のサーバー上でFacebookアカウント約7,600人分の盗難を発見。日本経済新聞・河北新報・海外メディアが報道 →
  • 2020-08調査影響力工作を目的としたとみられる大規模なSNSアカウント詐取作戦を検知し、解析
  • 2021調査選挙期間の観測で見つかった反ワクチン系の陰謀論について、日本・ドイツ・豪州などをまたぐ拡散活動を把握
  • 2021調査地域の帰属をめぐる主張を発信するアカウント群と、その周辺の属性を調査
  • 2021-10調査第49回衆議院議員選挙で影響力工作を重点観測し、一部のアカウント群による組織的な輿論介入の兆候を把握
  • 2022調査日本語の偽通販サイト群と、誘導に悪用された海外の改ざんサイト群を横断して追跡し、運用のまとまりを整理
  • 2022-02調査ウクライナ侵攻を境に、陰謀論系のアカウント群が親露ナラティブへ転じた変化を継続観測。2026年に連載「OVERRIDE 2022」として公開 →
  • 2022-03報道産経新聞の特集「闇のサイバー空間」で、個人情報の抜き取り手口とダークウェブでの売買について当社の研究員がコメント
  • 2022-04報道産経新聞とテレビ朝日「スーパーJチャンネル」で、ロシア寄りの世論形成に使われた疑いのある国内アカウント群の分析が報道
  • 2022-05報道毎日新聞の連載「オシント新時代」で、「生物兵器研究所」投稿の拡散起点となった約20アカウントの分析が報道(ウェブ5月5日、紙面5月20日)
  • 2022-05報道ABEMA Prime の特集「狙われる日本 “制脳権”争いとは?」に代表がVTR出演
  • 2023-03報道日本経済新聞で、事件の捜査をめぐり、ダークウェブでの取引などサイバーの観点から代表がコメント
  • 2024-05報道Facebookアカウントの乗っ取り攻撃の増加を解析し、公的機関の関係者も標的になっていたことを確認。産経新聞で報道
  • 2024-07調査バングラデシュのハシナ首相(当時)退陣要求デモ言説の分析活用(Telegram/Xの数十万件標本調査)
  • 2024-11調査兵庫県知事選挙で、不審な投稿を続けるYouTubeのアカウント群を抽出し、分析
  • 2025調査X上で起きた大規模なアカウント詐取攻撃を解析
  • 2025-01調査防衛関連施設をめぐるSNS上の不審な言説を調査
  • 2025-05調査東南アジアを拠点とする投資詐欺で使われる隠語と、その運用の実態を調査
  • 2025-06調査韓国大統領選挙をめぐる影響力工作の動向を分析
  • 2025-07調査第27回参議院議員選挙で、Xの投稿約110万件と、拡散動画へのコメント約27万件を分析し、拡散の構造とボット利用の有無を検証
  • 2025-08報道参院選Xアカウント乗っ取り ― 日本人を主に約150万人が標的となった事案の分析。産経新聞の一面で報道
  • 2025-08調査海外を拠点とする大規模なアカウント詐取グループの帰属を分析
  • 2026-01調査第51回衆議院議員選挙の期間中、Xの言論を定点観測し、ボットの概観と不審な活動を時系列で調査
  • 2026調査海外発の影響力工作に使われたとみられるサイト群・配信基盤の属性と、国内への波及の可能性を分析
  • 2026-07公開研究NAVER偽装フィッシング基盤の追跡 ― 2022〜2026年の記録から Kimsuky 関与を検証 →
  • 2026-08調査沖縄の地位をめぐる言説が複数の言語で展開し、国境を越えて流通した経路を調査
  • 2026-08公開研究沖縄県知事選2026の言説空間の参考分析(候補者別の支持・批判ナラティブ、返信・引用、ハッシュタグ)をウェブ連載で公開 →
  • 2026-09調査同知事選について、選挙を語るアカウントの地理的属性を推定し、分類できたアカウントの約8割が県外だったことを把握
  • 2026-09調査同知事選の期間中に見られた、規則的な振る舞いをするアカウント群を分析
  • 2026-09調査沖縄知事選期間の認知戦・影響力工作疑いの後半調査(Xを中心に100万件単位標本の横断調査)
  • 2026-09調査沖縄戦を題材にしたAI生成画像のナラティブが、英語圏から中国語圏の転載を経て日本語圏へ流入した経路を追跡

FAQ

よくあるご質問

どのSNSに対応していますか。
X・Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Telegramの公開投稿に対応しています。そのほかの収集先は、プラグインの追加としてご相談ください。
ツールだけ、分析だけの利用はできますか。
どちらも可能です。両方を組み合わせたご利用も、体制に合わせてご相談ください。
非公開の投稿も対象になりますか。
対象は公開された投稿です。
費用はどのくらいですか。
観測の対象・期間・体制によって変わります。デモ・ご説明の際に、ご要望を伺ってお見積もりします。

Demo & Briefing

Omni Oculus のデモ・ご説明

後日、画面をお見せしながらご説明します。観測したいテーマや体制をお聞かせください。お電話(022-226-7025)またはメール(info@solanets.com)でも承ります。